TRAD
TRAD
MOD
SESSION 3
MODEL : RYO TAKAI [the twenties] / PHOTO GRAPHY : SHINOBU KAMIYAMA
PRODUCT : KAZUFUMI OTAKA
今期のアイテムはTRAD TRAD MODと題し、古くから継承され現代まで残るトラディショナルな部分と現代的で洗礼されたモダンな部分のアプローチを融合した新しくもありPALらしいデザインのアイテム展開になっています。
今期メインのレザーは1905年創業の歴史のあるホーウィン社のクロムエクセルレザー。
100年ほど前に開発された手法で原皮をじっくりとなめし、牛脂、蜜蝋、植物性脂、魚脂など4種類以上の油脂をブレンドした特製オイルを塗りこんで皮革にたっぷりと浸透させた厚手のプルアップレザーで、通常の何倍も時間をかけてじっくりと油脂を染み込ませる事によって仕上げられた革は油分が多くその独特の質感や重厚感が魅力的のレザーです。コンビなめしで鞣された革は水にも強くブーツなどへヴィーなアイテムにも使われるホーウィン社を代表するレザーです。是非このレザーの素晴らしさ感じてみてください。
PAL is
イタリア、イギリス、アメリカの歴史あるタンナーの最高品質レザーを使いファッションとリンクし共鳴し合うデザインを提案。
クラシカルとモダニズム、メンズとレディースの境界を馴染ませ独自の美学を追求する革小物ブランド。
ひとつとして同じものは無い革の個性とサドルステッチ(手縫い)を用いた完全ハンドメイド製作に拘りひとつひとつ丁寧に愛情をこめ作られています。
SESSIONと題したそれぞれのコレクションはテーマに沿って様々なアプローチを模索し表現しています。
進化と探求を常に念頭に置き、ファッショナブルであり利便性とシンプルさ、そして美しいデザイン。
それと何より使って頂く方々の特別な瞬間にPALが存在し寄り添えたら幸いです。
About this leather
Leather handled by PAL
アメリカはシカゴにある1905年創業のHorween社が製造するブーツのアッパー用の革です。
90年以上変わらぬ製法で、オリジナルにブレンドされた油脂を時間をかけて浸透させた革なので、もっちりとしていて重く、その分堅牢な革に仕上がっています。
また、たっぷり含んだ油脂成分により、プルアップによる色化けを愉しんでいただけるのもこの革の魅力のひとつです。
革の表面のみの染色(=下地染色をしていない)の”丘染め”なので、「茶芯レザー」としても認知されています。
PALでは財布をはじめ、ベルト、キーホルダーなど「TRAD TRAD MOD」ではメインとなっているレザーです。
About this leather
Leather handled by PAL
イタリアのトスカーナ州ポンテ・ア・エゴラ地区にあるVirgilio Conceria Artigiana社が製造する表面のスクラッチ加工が特徴のショルダー革です。
植物タンニン鞣しで染料仕上げ、オイルがしっかり入った革なので使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
表面はスクラッチ加工によりざらついたタッチ感でマットな印象ですが、使い込むほどに通常の銀付き革以上の艶がでる、経年変化の振り幅が魅力の革です。
また、スクラッチ加工のムラも絶妙で、テクスチャーとしても魅力を感じる仕上がりとなっています。
その美しい発色も魅力でPALではブラックをはじめ、ブルー、グレー、チョコ、イエローのカラーバリエーションでウォレットを中心に様々なアイテムを展開しています。
About this leather
Leather handled by PAL
イタリアはサンタクローチェ地区にあるLo Stivale社が製造する、天然のシボが特徴のスタンダードなショルダー革です。
シュリンク(シボ出し)加工により、銀面に摩擦が起こるため、革素材の時点でほんの少し自然なツヤ感を宿しています。
物性としては、植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
PALではシュリンクを生かしウォレット、バックなどのアイテムで展開しています。
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