COIN CASE "CHROMEXCEL" / BLACK
当店のアイテムは全て受注生産アイテムとなっております。
こちらのアイテムはご購入完了後から約2週間ほどお時間を頂きますのでご理解ください。
[詳細]
レザー : ホーウィン社クロムエクセル
鞣 し : コンビ鞣し
革 厚 :2.2mm前後
金 具 : ニッケルシルバー
[サイズ]
縦:約11cm 横:約11cm
クロムエクセルは1905年創業の皮革鞣しのメーカー、ホーウィン社のレザーで、100年以上徹底した変わらぬ伝統手法で鞣す革は他の革と比較出来ぬほど美しく繊細で、かつ屈強な面も持つ唯一無二のレザーです。
その中でもレザーの最高峰とも称される革のダイヤと言われる「シェルコードバン」そして今回使用しているクロムエクセルがホーウィン社の中でも有名です。
クロムエクセルは選別によって選び抜かれた原皮を“コンビなめし”という方法でなめし、牛脂、蜜蝋、植物性脂,魚脂などの計4種類以上の油脂をブレンドした、特性オイルを塗りこみ皮革に浸透させたもので、革の表面のみの染色(=下地染色をしていない)の”丘染め”なので、「茶芯レザー」としても認知されています。
通常は(クロム鞣しレザー)、作業効率等をメインにし加工を行うので一般的には“石油”等の浸透率の良い素材を使用し、革に科学的視点から油を染み込ませる手法を使いますが、ホーウィン社の革は通常の何倍もかけ、人為的にではなく“皮のペース”でじっくりと油脂を漬け込み、染み込ませる事によって、革はベルトに使われる程厚いにも関わらず、油分が多くその質感や重厚感が他の革とは比べられない独自の雰囲気を宿しています。
そのレザーを活かすため革厚はPALでは一番厚い2.2mmで製作。
無骨なレザーの特性を生かし、デザイナーオオタカのベースとなるトラディショナルな部分を色濃く投影したアイテムになっています。